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基本情報技術者試験平成19年秋期問61解説

解答:ア

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ビュー(view)は、仮想表といい既存の表(以下、テーブル)の必要な部分だけを表として見られるようにする機能である。ビューとテーブルの違いは、テーブルは実際にディスク上にデータが格納されているのに対し、ビューで定義されたテーブルは、ディスクは格納されておらず、元になるテーブルから作成される点である。

この問題では、商品表から収益商品というビューを定義する。まず、問題で与えられているビュー定義によって作成されるビューを求める。ビュー定義のSELECT文の実行結果が作成されるビューである。

SELECT * FROM 商品 WHERE 売値−仕入値 >= 40000

このSELECT文の意味は、商品表のすべての列を表示する。WHERE句で抽出条件で売値-仕入値が40,000以上の行を抽出する。

収益商品
商品コード品名型式売値仕入値
S001T2003150,000100,000
S005R2003140,00080,000

解答群の更新処理によって、表示される行が減るものを探せばよい。

商品コードS001の売値を130,000円に更新すると、売値-仕入値が30,000円となる。したがって、表に表れなくなり、行が減る。

収益商品
商品コード品名型式売値仕入値
S005R2003140,00080,000