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磁気ディスク装置は、磁気によってデータを記録する補助記憶装置である。現在のコンピューターには必ず磁気ディスク装置が使われている。磁気ディスク装置においては、磁気ディスクの構成を理解することが大切である。
基本情報技術者試験では、磁気ディスク装置の容量に関する計算問題が出題されるが、磁気ディスクの構成が理解できていれば容易に解答できる。磁気ディスクの構造は図のようになっている。
磁気ディスク装置は、アクセスアームを左右に動かしてデータの読み書きをおこなう。
データはトラック単位に記録される。トラックは、回転軸から同心円状のものである。つまり、1周のことである。データの記録方式によっては、トラックをさらに分割してセクタという単位でデータを記録する。
磁気ディスク装置は、複数のディスクから構成されている。アクセスアームが移動せずにデータを読み書きできるトラックの集合をシリンダという。
磁気ディスク装置において,データの管理単位を容量の大きい順に並べたものはどれか。
初級シスアド 平成18年春期 問2
解答:イ
磁気ディスク装置(ハードディスク)において、シリンダはトラックが集まったものであり、トラックはセクタが集まったものである。磁気ディスクにおけるデータの記録方式にはバリアブル方式とセクタ方式がある。バリアブル方式では、セクタという概念はなくデータ(ブロック)の区切りをブロック間隔でおこなう。
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