基本情報技術者講座

2進数において、絶対値表現で正と負の値を表現する

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基本情報技術者試験講座 2進数における絶対値表現

絶対値表現は、一番左端のビットである最上位のビットを符号ビットに する。正の数値であれば0、負の数値であれば1をセットする。

日常使用している10進数の符号と同じ考え方である。例えば、プラスの10であれば+10、マイナスの10であれば-10と表現するのと同じである。

2進数の絶対値表現の方法は、以下のとおりである。

1.10進数を2進数に変換する
2.最上位のビット(符号ビット)に数値の符号をセットする(正なら0、負なら1)

例題 10進数の27と-27を8ビットの2進数で絶対値表現する

1.10進数の27を2進数で表現する

10進数の27は、2進数では11011である。10進数から2進数への変換方法は、 基本情報技術者試験講座 10進数を2進数に変換するを参照して欲しい。

これに8ビットで表現するために足りないけた数分上位に0を補充する。

基本情報講座 27を8ビットの2進数で表現すると00011011となる

2.符号ビット(最上位のビット)に数値の符号をセットする

最上位のビットに正の数値なら0、負の数値なら1をセットする。したがって、 27と-27は以下のように表現される。

27は正の数であるから、最上位のビットに0をセットする

基本情報講座 27を8ビットの2進数で絶対値表現すると00011011となる

-27は負の数であるから、最上位のビットに1をセットする

基本情報講座 27を8ビットの2進数で絶対値表現すると10011011となる

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