基本情報技術者講座 ワンポイント
基本情報技術者試験を勉強するうえで覚えておきたいワンポイント集です。
RAM(random access memory)
- RAMは電源を切ると、記憶内容を失う不揮発性のメモリーである
- SRAM(static RAM)は、フィリップフロップ回路を利用したメモリーである
- DRAM(dynamic RAM)は、コンデンサーを利用したメモリーである
- DRAMは記憶内容保持のためリフレッシュが必要である
論理演算
論理回路の真理値表は、出力に注目して覚える。
A | B | AND(A・B) | OR(A+B) | NAND(A・B) | NOR(A+B) | EOR(XOR) |
0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
論理積(AND)
- 出力が1のときに注目
- すべての入力値が1のときだけ1を出力する。
- 出力が0のときに注目
- 入力値のいずれかに1があれば0を出力する。
論理和(OR)
- 出力が1のときに注目
- 入力値のいずれかに1があれば1を出力する。
- 出力が0のときに注目
- すべての入力値が0のときだけ0を出力する。
否定論理積(NAND)
否定論理積(NAND)は、AND出力を否定(NOT)したものである。
- 出力が1のときに注目
- すべての入力値が1のときだけ0を出力する。
- 出力が0のときに注目
- 入力値のいずれかに0があれば1を出力する。
否定論理和(NOR)
否定論理和(NOR)は、論理和の出力を否定(NOT)したものである。
- 出力が1のときに注目
- 入力値のいずれかに1があれば0を出力する。
- 出力が0のときに注目
- すべての入力値が0のときだけ1を出力する。
排他的論理和(EOR,XOR)
- 出力が1のときに注目
- 入力値が違うときに1を出力する。
- 出力が0のときに注目
- 入力値が同じときは、0を出力する。