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言語プロセッサは、原始プログラム(以下、ソースプログラム)を機械語のプログラムである目的プログラム(以下、オブジェクトプログラム)に変換するプログラムである。
ソースプログラムは、人間が書いたプログラムのことで、オブジェクトプログラムは、“1”と“0”で書かれた機械語プログラムである。
コンピューターが理解できるプログラムは、“1”と“0”で書かれた機械語のプログラムだけである。コンピューターが理解できる言語を低水準言語という。それに対して、人間にとって理解しやすいプログラミング言語を高水準言語という。高水準言語を使って人間が書いたソースプログラムは、コンピューターには理解できない。そこで必要になるのが言語プロセッサである。言語プロセッサは以下の4つがある。
アセンブラは、アセンブラ言語で書かれたソースプログラムをオブジェクトプログラムに翻訳する。
コンパイラは、ソースプログラムをまとめてオブジェクトプログラムに変換する。コンパイラを使ってオブジェクトプログラムに変換することをコンパイルという。
インタプリタは、ソースプログラムを一命令ずつ翻訳と実行をおこなう。
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コンパイラは、ソースプログラムをまとめてオブジェクトプログラムに翻訳し、インタプリタは、ソースプログラムを1命令ずつ翻訳しながら実行する。実行速度は、インタプリタは実行時に翻訳するためコンパイラに比べて遅い。逆にコンパイラは、翻訳する必要がないので速い。
ただし、インタプリタは、プログラムがすべてできていなくても実行が可能である。このためデバッグなどは容易である。
入出力データなど処理に必要な条件をパラメタで指示することで、オブジェクト目的プログラムを生成する。
ほかのコンピュータ用のプログラムを実行するために使用される。変換プログラムなどソフトウエアによって実行するものがシミュレータである。マイクロプログラムなどによって実行するものがエミュレータである。
各種言語プロセッサの説明のうち,適切なものはどれか。
基本情報技術者 平成19年秋期 問40
解答:ウ
ジェネレータは、ジェネレータは,入力・処理・出力などの必要な条件をパラメタで指示することによって,処理目的に応じたプログラムを生成する。言語プロセッサである。
アセンブラは、アセンブラ言語で書かれたソースプログラムを目的プログラムに翻訳する言語プロセッサである。
インタプリタは、ソースプログラムの命令を1行ずつ翻訳と実行を繰り返しながらプログラムを実行する言語プロセッサである。
トランスレーターは、データやプログラムを変換するソフトウエアである。高水準言語で書かれたプログラムを解釈(翻訳)しながら実行するのはインタプリタである。