基本情報技術者講座

10進数から2進数への変換方法の解説です。

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整数の10進数を2進数に変換

整数の10進数を2進数に変換するには、変換したい10進数を商が0になるまで2で割りつづけ商と余りを求めればよい。これで求めた余りの部分が2進数への変換結果である。

基本情報技術者試験講座 10進数の60を2進数に変換する

基本情報技術者講座 整数の10進数を2進数に変換する

10進数の60は、2進数では111100である。8ビットで表現するときは、足りないけた数分、上位(左側)に0を補充する。

基本情報技術者講座 2進数を指定のビット数で表現する場合は、上位に不足したけた数分の0を補充する

小数の10進数を2進数に変換

小数の10進数を2進数に変換するには、変換したい10進数の小数部を小数が0になるまで2倍する。これで求めた整数部が2進数への変換結果である。

小数10進数の0.625を2進数に変換する

基本情報技術者講座 小数の10進数を2進数に変換する

10進数0.625は、2進数では0.101である。

循環小数

整数部の10進数を2進数に変換する場合は、変換する数値を2で割り商と余りを求めれば2進数に変換できる。

しかし、小数の10進数を2進数に変換するとき、数値によっては小数部が0にならない場合がある。例えば10進数の0.4を2進数に変換すると0011が繰り返され整数部が0にならない。

基本情報技術者講座 10進数の0.2を2進数に変換する

これを無限小数といい同じパターンが繰り返し出現する場合を循環小数という。

無限小数に対して、小数部が0になるものを有限小数という。

無限小数が発生した場合は、コンピューターの内部では数値の近似値で数値を表す。

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