基本情報技術者試験は、経済産業省が認定する国家試験である情報処理技術者試験の 一つです。
基本情報処理技術者試験では、システム開発をおこなううえで必要となる基礎知識を 問われる試験です。
ハードウエアやソフトウエア、データベース、セキュリティーなどITに関する基礎知 識からプログラミングに関する内容まで幅広い範囲から出題されます。
このため基本情報技術者試験は、IT関連の仕事をするなら絶対に取得しておきたい資 格の一つです。
基本情報技術者試験は、4月と10月年2回実施されます。試験は午前試験と午後試験に 分かれています。
午前試験では、四つの選択肢の中から正解を選ぶ問題が80問出題されます。午後試験 では、多岐選択の出題で、必須5問、プログラミング言語に関する問題を8問の中から2 問選択します。
プログラミング言語は、CASL(キャッスル)、COBOL(コボル)、CとJava(ジャバ)の中か ら選びます。
まとめると、基本情報技術者試験は、開発者を目指す人やIT関連企業で働く人にとっ ては、自動車の運転免許のような必須資格だといえるでしょう。