基本情報技術者試験 平成19年秋期 問21から問30の問題
システムA,Bのキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間は,表のとおりである。あるプログラムをシステムAで実行したときのキャッシュメモリのヒット率と実効アクセス時間は,システムBで実行したときと同じになった。このときのキャッシュメモリのヒット率は幾らか。表中の単位は単位ナノ秒である。
システムA | システムB | |
キャッシュメモリ | 15 | 10 |
主記憶 | 50 | 70 |
メモリインタリーブの説明のうち,適切なものはどれか。
メモリの誤り制御方式で,2ビットの誤り検出機能と,1ビットの誤り訂正機能をもたせるのに用いられるものはどれか。
並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに,各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し,ファイルアクセスの高速化を図る手法はどれか。
USBの特徴はどれか。
プログラムを主記憶に読み込んでおき,CPUが順次読み出し実行する方式はどれか。
スプーリング機能の説明として,適切なものはどれか。
出力待ちの印刷要求を,同一機種の3台のプリンタA〜CのうちAから順に空いているプリンタに割り当てる(Cの次は再びAに戻る)システムがある。印刷要求の印刷時間が出力待ちの順に,5,12,4,3,10,4(分)である場合,印刷に要した時間の長い順にプリンタを並べたものはどれか。ここで,初期状態ではプリンタはすべて空いているものとする。
プログラムを実行するために主記憶に読み込んだとき,ロード位置に対応してプログラム内のアドレス情報を補正することを示す用語はどれか。
A,Bという名の複数ディレクトリが図に示す構造で管理されている。“¥B¥A¥B”がカレントディレクトリになるのは,カレントディレクトリをどのように移動した場合か。ここで,ディレクトリの指定は次の方法によるものとし,→は移動の順序を示す。