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基本情報技術者試験平成19年春期問32解説

解答:エ

NASは一般的にネットワークストレージと呼ばれているファイルサーバー専用機である。NASはネットワークに接続して使用される。

NASのようにファイルサーバーやWebサーバーなど用途を限定した機器のことをアプライアンスサーバーという。アプライアンスサーバーに対して、UNIXやWindows Serverなどはいろいろなサーバーの機能を持っているので汎用サーバーという。

NASなどのアプライアンスサーバーは、汎用サーバーに比べて導入や保守が容易でコストが安い。

NASにはファイルサーバー専用のOSを搭載している。このため複数のプロトコルに対応できるので、異なるOSのサーバー間でもファイルの共有が可能である。

ハードディスクやメモリーなど記憶装置のことをストレージ(storage)という。ストレージを複数のサーバーで共有するためのネットワークをSAN(Storage Area Network)という。ストレージ専用のネットワークを構築し、LANと接続する。データはブロック単位でネットワーク上でやり取りされる。このためネットワークの負荷はSANのほうがNASに比べて小さい。