1. 基本情報技術者講座トップページ
  2. 基本情報技術者試験過去問題
  3. 基本情報技術者平成18年秋期問11から問20
IT関連の練習問題(ITキャパチャージ)
リクルートが運営するキーマンズネットに無料会員登録することで、基本情報技術者で出題されるIT関連の問題を解くことができます。また、基本情報技術者試験の勉強で用語を調べるときにIT単語帳は簡単に調べられほとんどの用語をカバーしているのでたいへん便利です。基本情報技術者試験合格のためにぜひ、無料会員登録をしておきたいサイトです。

基本情報技術者試験過去問題

基本情報技術者試験平成18年秋期問11から問20の問題

基本情報技術者試験平成18年秋期問11

図で表される有限オートマンで受理される文字列はどれか。ここで初期状態は初期状態を,受理状態は受理状態を表す。

有限オートマン
01011
01111
10111
11110

基本情報技術者試験 平成18年秋期問12

四則演算の式の書き方には,演算子をオペランドの前に書く方法(前置記法),オペランドの間に書く方法(中置記法),オペランドの後に書く方法(後置記法)の3通りがある。図は,2分木で表現された式のたどり方と,各記法によって表される式を例示したものである。

各記法で式を書く手順の説明として,適切なものはどれか。

前置記法:節から上に戻るときにそこの記号を書く。
中置記法:節に下りたときにそこの記号を書く。
後置記法:節から上に戻るときにそこの記号を書く。
後置記法:葉ならばそこの記号を書いて戻る。演算子ならば下りるときに左括弧を書き,左の枝から右の枝に移るときに記号を書き,上に戻るときに右括弧を書く。

基本情報技術者試験 平成18年秋期問13

表は,配列を用いた連結セルによるリストの内部表現であり,リスト[東京,品川,名古屋,新大阪]を表している。このリストを[東京,新横浜,名古屋,新大阪]に変化させる操作はどれか。ここで,A(i,j)は表の第i行第j列の要素を表す。例えば,A(3,1)=“名古屋”であり,A(3,2)=4である。また,→は代入を表す。

第1の操作第2の操作
5→A(1,2)A(A(1,2),2)→A(5,2)
5→A(1,2)A(A(2,2),2)→A(5,2)
A(A(1,2),2)→A(5,2)5→A(1,2)
A(A(2,2),2)→A(5,2)5→A(1,2)

基本情報技術者試験 平成18年秋期問14

昇順に整列された,z個のデータが配列に格納されている。探索したい値を2分探索法で探索するときの,およその比較回数を求める式はどれか。

log2n
(log2n+1)/2
n
n2

基本情報技術者試験 平成18年秋期問15

次の規則に従って配列の要素A[0],A[1],…,A[9]に正の整数k,を格納する。16,43, 73, 24,85を順に格納したとき,85が格納される場所はどれか。ここで,x mod yはxをyで割った剰余を返す。また,配列の要素はすべて0に初期化されている。

〔規則〕
  1. A[k mod 10]=0ならば,k→A[k mod 10]とする。
  2. 1で格納できないとき,A[(k+1)mod 10]=0ならば,k→A[(k+1)mod 10]とする。
  3. 2で格納できないとき,A[(k+4)mod 10]=0ならば,k→A[(k+4)mod 10]とする。
A[3]
A[5]
A[6]
A[9]

基本情報技術者試験 平成18年秋期問16

フラッシュメモリに関する記述として,適切なものはどれか。

紫外線で全内容を消して書き直せるメモリである。
データを速く読み出せるので,キャッシュメモリとしてよく用いられる。
不揮発性メモリの一種であり,電気的に全部又は一部分を消して内容を書き直せるメモリである。
リフレッシュ動作が必要なメモリであり,主記憶に広く使われる。

基本情報技術者試験 平成18年秋期問17

図の論理回路において,A=1,B=0,C=1のとき,P,Q,Rの値の適切な組み合わせはどれか。ここで,AND回路はAND回路,OR回路はOR回路,NOT回路NOT回路を表す。

基本情報技術者試験平成18年秋期問17論理回路
PQR
010
011
101
110

基本情報技術者試験平成18年秋期問18

次の図のうち,パイプライン制御の説明として適切なものはどれか。ここで,図中の各記号の意味は次のとおりである。

F:命令呼出し,D:解読,A:アドレス計算,R:オペランド呼出し,E:実行

基本情報技術者試験平成18年秋期問18パイプライン制御

基本情報技術者試験平成18年秋期問19

PCのCPUのクロック周波数に関する記述のうち,適切なものはどれか。

クロック周波数によってCPUの命令実行タイミングが変化する。クロック周波数が高くなるほど命令実行速度が上がる。
クロック周波数によってLANの通信速度が変化する。クロック周波数が高くなるほどLANの通信速度が上がる。
クロック周波数によって磁気ディスクの回転数が変化する。クロック周波数が高くなるほど回転数が高くなり,磁気ディスクの転送速度が上がる。
クロック周波数によってリアルタイム処理の割込み間隔が変化する。クロック周波数が高くなるほど割込み頻度が高くなり,リアルタイム処理の処理速度が上がる。

基本情報技術者試験平成18年秋期問20

図に示す構成で,表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,ほかの条件は同じ2種類のCPU XとYがある。

あるプログラムをCPU XとYでそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。ここで,CPU処理以外の影響はないものとする。

基本情報技術者試験平成18年秋期問20CPUと主記憶の構成
アクセス表(単位 ナノ秒)
CPU XCPU Y
キヤッシュメモリ4020
主記憶400580
0.75
0.90
0.95
0.96

このページの先頭