基本情報技術者試験平成18年秋期問11から問20の問題
図で表される有限オートマンで受理される文字列はどれか。ここでは初期状態を,は受理状態を表す。
四則演算の式の書き方には,演算子をオペランドの前に書く方法(前置記法),オペランドの間に書く方法(中置記法),オペランドの後に書く方法(後置記法)の3通りがある。図は,2分木で表現された式のたどり方と,各記法によって表される式を例示したものである。
各記法で式を書く手順の説明として,適切なものはどれか。
表は,配列を用いた連結セルによるリストの内部表現であり,リスト[東京,品川,名古屋,新大阪]を表している。このリストを[東京,新横浜,名古屋,新大阪]に変化させる操作はどれか。ここで,A(i,j)は表の第i行第j列の要素を表す。例えば,A(3,1)=“名古屋”であり,A(3,2)=4である。また,→は代入を表す。
第1の操作 | 第2の操作 | |
ア | 5→A(1,2) | A(A(1,2),2)→A(5,2) |
イ | 5→A(1,2) | A(A(2,2),2)→A(5,2) |
ウ | A(A(1,2),2)→A(5,2) | 5→A(1,2) |
エ | A(A(2,2),2)→A(5,2) | 5→A(1,2) |
昇順に整列された,z個のデータが配列に格納されている。探索したい値を2分探索法で探索するときの,およその比較回数を求める式はどれか。
次の規則に従って配列の要素A[0],A[1],…,A[9]に正の整数k,を格納する。16,43, 73, 24,85を順に格納したとき,85が格納される場所はどれか。ここで,x mod yはxをyで割った剰余を返す。また,配列の要素はすべて0に初期化されている。
フラッシュメモリに関する記述として,適切なものはどれか。
図の論理回路において,A=1,B=0,C=1のとき,P,Q,Rの値の適切な組み合わせはどれか。ここで,はAND回路,はOR回路,NOT回路を表す。
P | Q | R | |
ア | 0 | 1 | 0 |
イ | 0 | 1 | 1 |
ウ | 1 | 0 | 1 |
エ | 1 | 1 | 0 |
次の図のうち,パイプライン制御の説明として適切なものはどれか。ここで,図中の各記号の意味は次のとおりである。
F:命令呼出し,D:解読,A:アドレス計算,R:オペランド呼出し,E:実行
PCのCPUのクロック周波数に関する記述のうち,適切なものはどれか。
図に示す構成で,表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,ほかの条件は同じ2種類のCPU XとYがある。
あるプログラムをCPU XとYでそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。ここで,CPU処理以外の影響はないものとする。
CPU X | CPU Y | |
キヤッシュメモリ | 40 | 20 |
主記憶 | 400 | 580 |